「糊口」とはなんと読む?またその意味は?「のりくち」ではなくて「ここう」と読むのだそうです。

雑誌を読んでいると、なんて読むのか分からない文言に目が止まりました。

「家族の糊口を凌ぐ為・・・」
「糊口」??

「のりくち」??

まったく意味が分かりません。
早速調べてみました。

「糊口」とは「ここう」と読んで、意味としては、細々と生計を立てる、生計、といった意味になるのだそうです。そもそも前半の「米」「古」「月」と書いて「糊(こ)」とは、訓読みでは、のり、と読んで、お米を煮詰めて作ったのり、のり付けする、ねばる、おかゆ、などとの意味になるとの事。今回の場合は、お粥(おかゆ)の意味になるとの事で、どうにかお粥を口にして生活する、といった風景描写になるようで、わずかな収入の中で細々と暮らしていく様を表現しているとの事。また「糊口を凌ぐ」という、同様の意味のことわざがあるのだそうです。

現代の格差社会に関連したワーキングプアの話だったので、そういった表現をされた模様でした。
自分も過去を振り返ってみると、何度か糊口を凌ぐ生活をしていた事を思い出しました。
現在はどうにか落ち着いていますが、明日は我が身。
油断せず日々緊張感をもって過ごしていければと再確認しました。
日々精進します。