「幸多からんこと」ってどういう意味?

もちろん「あなたの幸せを願ってますよ」という意味なのは、何となくわかっています。

ですが、ちょっと聞いただけだと、「多からん」の「からん」の部分が、否定に聞こえて、使い方を迷いませんか?「幸多からんことを」=「幸せが多く訪れないように」とも聞こえますよね。

結婚式の聖書などで読まれる文面ですから、「あなたの幸せを願ってません」なんて、意味である訳ないのですが、何となくひっかかりますよね?

ちょっと調べてみました。

調べ始めると、同じ言い回しの言葉がいろいろあるものです。

  • 神の御加護があらんことを
  • 言わんとするところ
  • 我こそはと思わん者

と、ここまで並べるとニュアンスは何となくわかりますよね。

「神様に守ってもらえるように願ってます」
「言おうとしていること」
「我こそはと思う者」

といった意味ですね。

日本語が苦手な私からすると、調べていくうちに、助動詞とかなんだとか出てきたとたんに理解不能におちいって、それどもなんとか理解しようとしましたが、まあとにかく、「幸多からんこと」は、「幸せを願ってますよ」っていう事です。

あー、日本語って難しい。

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2 thoughts on “「幸多からんこと」ってどういう意味?”

  1. 幸多からんこと
    「らん」は古語の「らむ」の言い換えでしょうね
    そうすると助動詞「らむ」の意味としては推量なので
    神仏のご加護により多くの幸せを得られるであろうことを(お祈りいたします)
    という意味ですかね~

  2. ずいぶん前の内容に今更かもしれませんが、
    どるぽ様の書き込みに誤りがありますので書き込みます。

    「幸多からんこと」を品詞分解すると
    「幸/多から/ん/こと」となります。

    それぞれの詳細は、
     ●幸…名詞
     ●多から…古語の「多し」という形容詞の未然形
     ●ん…婉曲(えんきょく:ぼかす言い方)の助動詞「む」
     ●こと…名詞

    ということになるので、訳すと
    「多い(ような)こと」となります。

    婉曲の「む」は、「~ような」と訳すか、あるいは訳さない場合が多いのです。
    日本語特有の、はっきりしない遠回しな言い方ですね。
    どなたかの参考になれば幸いです。失礼しました。

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