「俯仰天地に愧じず」とは何と読む?またその意味は?正解は「ふぎょうてんちにはじず」と読むとの事。

読書をしていると、またひとつ読みの分からない語句が目に止まりました。

「俯仰天地に愧じず…」

まったく意味が分かりません。早速調べてみました。

「俯仰天地に愧じず」とは「ふぎょうてんちにはじず」と読んで、前半の「俯仰(ふぎょう)」とは、立ち振る舞い、または、見まわす事で、「天地(てんち)」とは、そのまま天と地との意味。後半の「愧じず(はじず)」とは、「恥(はじ)」の意味。合わせて、なんら恥じる事は一切ない、といった意味になるとの事。
他にも「仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)」などとも言われるようで、中国の故事、孟子の言葉に由来した語句になるのだそうです。

なるほど、一切恥じることなど無い、と、清廉潔白だ、といったイメージで使われていたものかと理解しました。
人生毎日が勉強ですね。またひとつ勉強になりました。