「仄聞」とは何と読む?正解は「そくぶん」と読むとの事。

読書をしていると、ちょっと読みの分からない語句に目が止まりました。

「仄聞するところによると…」

「仄聞」。。。

前後の話の流れから、噂を聞いた、といった意味になるのかとは思うのですが、この「仄聞」とは何と読むのでしょうか?またその意味は?

ちょっと気になったので、早速調べてみました。

「仄聞」とは「そくぶん」と読んで、噂で断片的に聞く、人づてに少し聞く、といった意味になるとの事。前半の「仄(そく)」とは、シキ、ショク、とも読み、訓読みでは、ほのか、いやしい、かたむく、ほのめかす、などとも読むのだそうです。また「仄暗い(ほのくらい)」「仄開く(ほのあく)」などとして、わずか、との意味になったり、仄仄/仄々(ほのぼの)として、明け方、かすかに明るくなる、ほんのりと愛情を感じる、わずかに見聞きする、といった意味で使われる漢字でもあるとの事。
また別の漢字で「側聞」と記述されるケースもあるのだとか。

なるほど、ソクブン、とは初めて知りました。
またひとつ勉強になりました。