「世知辛い(せちがらい)」とはどういう意味?

景気の悪いこんな時代なので、方々から「世知辛い(せちがらい)」という言葉をよく耳にします。なんとなく「生活が大変」、「暮らしにくい」といった雰囲気かと理解しておりましたが、改めて調べてみました。

まず前半の「世知(せち)」とは、元々仏教用語なのだそうですが、「世俗の知恵」といった意味で、厳しい世間様を渡り歩く知恵、つまりは「世渡りの知恵」といった意味合いになるそうです。後半の「辛い」は、文字の通りの「つらい」といった意味ではなく、「世知」のレベルが高い、といったニュアンスになるそうです。「海千山千」という表現に近いですね。

つまりは、「世渡り上手が多い」、「計算高い人が多い」といった意味になり、「世知辛い」という語句だけを言うと、生活が厳しいといった意味は含んでおらす、「世知辛い世の中で大変です。」などと付け足すことによって初めて本来私が考えていた意味になるようです。

とはいえ、「世知辛い」といって、「計算高い世渡り上手な人」と想像する人も少ないと思いますし、すでに「厳しい」「生きにくい」といった意味合いで定着していますよね。あくまでも語源としてはこういった事、という事で理解しておきたいと思います。


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