先日、ウィスキーやブランデーについて調べた蒸留酒についての続きです。
「スピリッツ」とは蒸留酒全般の意味なのですが、現在ではウィスキー、ブランデー以外の蒸留酒の事をいいます。その代表的なものを少し調べてみました。[myadgg]
- ジン(GIN)
- ウオッカ(Vodka)
- ラム(Rum)
- テキーラ(Tequila)
原料は大麦、ライ麦、ジャガイモなど。ジュニパーベリー(杜松(ねず)の実)で香り付けされているのが特徴。オランダで医療用として開発されたのが起源ですが、現在ではイギリス式のドライ・ジン(Dry Gin,「ロンドン・ジン」)が主流。
原料は主に大麦、小麦、ライ麦、ジャガイモなど。蒸留後、白樺の炭で濾過することでクリアになる。発祥はロシアで、元々は皇帝やその士官などの、一部の上流階級しか口にできなかった。成分のほとんどが水とエタノールの為、癖がない。
原料はサトウキビ。西インド諸島のカリブ海原産。製造工程により、無色透明なものから濃い褐色のダークラムなど、様々な種類があります。
原料はリュウゼツラン(竜舌蘭)。メキシコ原産。メキシコのテキーラ村で作られたことで、テキーラの名称となり、現在でもテキーラ村とその周辺で製造されるもののみ、テキーラとして認められている。
かなり大まかな説明ですが、以上が代表的なスピリッツとなります。
これらのお酒は、そのままストレートで飲むことはあまりなく、ほとんどがカクテルのベースとして使われていますが、たまにはその起源や歴史を調べつつ、グラスを傾けるのも粋ですね。
#yaoyolog