「ひねもすのたりのたりかな」とはどういう意味?正式には漢字で「春の海 終日のたりのたり哉」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、ちょっと気になる俳句?を耳にしました。

「ひねもすのたりのたりかな、と読んだのが…」
「ひねもすのたりのたりかな」。。。

有名な俳句か何かかとは記憶がありますが、これってどういう意味になるのでしょうか?
「ひねもす」?「のたり」??

ちょっと気になったので早速調べてみました。

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「ひねもすのたりのたりかな」とは漢字で「春の海 終日のたりのたり哉」と記述して、本来は頭に「春の海」と付くのだそうです。また「ひねもす」とは、漢字で書いた通り「終日」との意味で、一日中、との意味になるとの事。のたり、のたり、とは、のんびり、だらだらする、といったイメージで、春の海の穏やかな波が一日中寄せては返している、といったイメージになる模様です。
ちなみに作者は江戸時代の俳人「与謝蕪村(よさぶそん)」との事。

なるほど、義務教育時代に教科書に載っていた記憶が蘇りました。しかし、ひねもす=一日中、また、のたり=のんびり、とは記憶がありませんでした。
改めてまた勉強になりました。人生日々勉強ですね。