「こけらぶき」とはどういう意味?漢字で「杮葺き」と記述するとの事。

昨日の「こけらおとし(杮落し)」に関連して調べていると、ちょっと聞いたことのない語句に目が止まりました。

「古来からの杮葺きでは…」
「杮葺き」。。

「こけらぶき」だと思いますが、これってどういう意味になるのでしょうか?
ちょっと気になったので早速調べてみました。

「こけらぶき(杮葺き)」とは、神社仏閣などで見られる古い建築方式の屋根の事で、厚さ2〜3ミリのヒノキ板などで葺かれた屋根のことなのだそうです。一般住宅では防災上の理由から禁止されているとの事。確かに。火事になったらすぐに燃えてしまいますもんね。
ちなみにススキやアシ、ヨシなどの草で葺かれるものを「茅葺き(かやぶき)」と言うのは有名かと思います。今回の「杮葺き(こけらぶき)」は、厳密にいうと板の厚みによって呼び方が変わるようで、4〜7mm のものは「木賊葺き(とくさぶき)」。10〜30mm のものは「栩葺き(とちぶき)」と呼ばれるとの事。これらの総称として、木板で葺いた「板葺き(いたぶき)」の事を「杮葺き(こけらぶき)」というのだそうです。

なるほど、杮葺き(こけらぶき)とは初めて知りました。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。
人生毎日勉強ですね。