「くすりくそうばい」とはどういう意味?漢字で「薬九層倍」と記述するとの事。

ラジオを聞いていると、ちょっと気になる四字熟語?を耳にしました。

「古くからクスリクソウバイと言われ…」
「くすりくそうばい」。。。

なにかのことわざ?四字熟語?かと思いますが、これってどういう意味になるのでしょうか?

ちょっと気になったので早速調べてみました。

「くすりくそうばい」とは漢字で「薬九層倍」と記述して、儲けが多い、暴利をむさぼる、との意味で使われるとの事。そもそも、薬の原価は安くて、原価の九倍の価格で売っている、薬は九割が儲け、との謂れから生まれた文言になるのだそうです。ちなみに「層倍(そうばい)」とは、前に付く数字の倍数、との意味になるとの事。関連する語句で、魚三層倍(さかなさんそうばい)、花八層倍(はなはっそうばい)、百姓百層倍(ひゃくしょうひゃくそうばい)、などなど、ほかの謂れもあって、それぞれ古くから商売の相場を言っていたのだそうです。

確かに原価率から言ったらそうかもしれませんが、それに至るまでの手間や必要な技術など考えると、暴利、と切って捨ててしまうのはちょっと違うのではないか、との思いました。
まだまだ知らない日本語がたくさんあります。人生毎日勉強の日々ですね。