「おすそわけ」の語源とは?そもそもどういう意味?

先日自宅近くに住む友人からキャベツや玉ねぎなどの野菜を頂きました。

作り過ぎちゃったんでおすそわけだよー、と。
ん、、おすそわけ。。

物品を分け与える、といった意味なのはもちろん理解していますが、なぜ「おすそわけ」と言うのでしょうか?
ちょっと気になったので早速知らべてみました。

「おすそわけ」とは漢字で「御裾分け」と記述して、人から貰った物品を更に自分の友人知人に分け与える、との事。前半の「御裾(おすそ)」とは「裾(すそ)」を丁寧に言ったもので、本来は「裾分け」と言ったのだそうです。「裾」は着物のスソの事で、地面に近いところという事から大したものではない、といった意味で使っているのだそうです。つまり、つまらないものを分け与える、といった意味になるのだそうで、自分より目下の人間に対して使われるのだそうです。ちなみに立場が上の人に対して使う場合は「お福分け(おふくわけ)」と言うのが適切との事。

なるほど、着物の裾(すそ)に例えた語句だったのですね。
またひとつ勉強になりました。