「うるう年」の「うるう」とはどういう意味?漢字で「閏年」と記述するとの事。

本日は2月29日。平年よりも一日多いうるう年だったんですね。
ふと思いましたが、この「うるう年」の「うるう」ってどういう意味なのでしょうか?

ちょっと気になったので知らべてみました。

「うるう」とは「閏」と記述して、さんずいが付いた「潤う(うるおう)」の字の読みから由来して「うるう」と読まれているようですが、意味としては全くの別物で「閏」の文字だけで「平年より月日の多い年」という意味で「閏年」の為の語句のようです。

一般的に使われているのは4年に一度巡ってくる一年の日数が366日になる「閏年(うるうどし)」。その当日、2月29日を「閏日(うるうび)」と呼ぶのも改めて確認しました。また明治時代まで使われていた太陰太陽暦では「閏月」と月自体が増える計算だったのだそうです。また暦とは離れますが、原子時計と太陽時計の調節をする為の「閏時間(うるうじかん)」「閏秒(うるうびょう)」と言うのもあるそうです。

またうるう年について補足すると、外国にももちろん「うるう年」はあり、現在の西暦(グレゴリオ暦)を使用している国では世界各国どこでもあります。ちなみに英語では「leap year(リープ・イヤー)」「intercalary year(インターキャラリー・イヤー)」などと言われるのだそうです。

更に閏年について詳しく調べてみると、グレゴリオ暦(太陽暦)は、400年間の日数を平均すると365.2425日あるのだそうです。本来は365日+アルファなところを調整する日がうるう年、うるう日、なんですね。更に厳密に言うと400年間で97回うるう年になる計算になるようなので、「四年に一度」という解釈は微妙に違うようです。

なるほど。微妙にズレている日数を調整しているのですね。
またひとつ勉強になりました。