「ちいさこべえ」とはどういう意味?

気になる漫画家さんの作品はコミックで毎週読むのではなく、単行本化されてから購入して読みます。
毎週コミックで小出しで読むよりも、貯めておいた水を一気に放出するダムのように、一気に話が読めるので楽しさ倍増です。井上雄彦さんの「バガボンド」や「リアル」。真鍋昌平さんの「闇金ウシジマくん」など。そんな中で「バタアシ金魚」や「ドラゴンヘッド」。「鮫肌男と桃尻女」で有名な望月ミネタロウさんも絶対チェックする漫画家さんのひとりです。

その望月ミネタロウさんの新作「ちいさこべえ」のタイトルが気になりました。
これっていったいどういう意味なのでしょうか?早速調べてみました。

「ちいさこべえ」で調べると、山本周五郎の時代小説「ちいさこべ」が出てきます。ストーリーとしては大工の棟梁さんが孤児を引き取り育ててていく話なのだとか。望月さんの「ちいさこべえ」もこの話を現代風にアレンジしたものなのだそうです。

原作があるのは分かりましたが主人公は「茂次」と言う人物で、「ちいさこべえ」なるものは見受けられず。
気になるので更にしつこく調べてみると、その由来は日本書紀に記述があるとの事で、ちいさこべのすがる(少子部蜾蠃/小子部栖軽)なる人物がいたのだそうです。なんでも5世紀後期の古墳時代、雄略天皇の時代に養蚕の為に「蚕(こ)」=カイコを集めろと指示されたものを、勘違いして「子(こ)」=孤児を集めてしまい、その子らの養育を命じられ、少子部(ちいさこべ)との名前を貰ったという話があるのだそうです。成る程、そんな古いところにルーツがあったのですね。

概要だけ聞くとなんとも間抜けな話に聞こえますね。

ちなみに「ちいさこべえ」ではなく「ちいさこべ」なんですね。
余談ですが、なんとなく人名の「権兵衛(ごんべい)」のような「ちいさこべい」かと思ってましたが、これは読み間違いで「兵衛(べい)」ではなく「兵衛(べえ)」なんですね。

またひとつ勉強になりました。
人生日々勉強ですね。

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